予防FFのブログ

災害対策や消防法について解説していきます!

高齢者向け防災グッズの必需品

みなさん、こんにちは!

今日は防災グッズ高齢者向けについてお話ししていきます。

高齢者といっても年齢の幅があります。

60歳で元気な人もいれば、杖がないと歩けない人がいます。足腰に不安がある人を対象とした防災グッズに定義します。

 

       

防災グッズ(高齢者編)

 1.成人用おむつ

   かなりの必需品です。避難所で簡易トイレが設置され 

  ますが、段差が高く高齢者が使いにくい印象です。

  歩けても5~10日分は準備をしてください。

  

             

 2.持病の薬

   発災直後は、薬が枯渇しています。自分たちが日頃飲

  んでいる薬は自分で準備しておきましょう。

  また、高齢者はその日の薬を飲んだか忘れがちです。

  小分けにして準備することがオススメです。

 

             

 3.お薬手帳

   発災後は各県から医療チームが派遣されます。

  お薬手帳を見せることで、どんな薬を飲んでいて、

  持病があるのかを医者や看護師に伝えやすいです。

 

            

 4.老眼鏡

   目が見えにくというのはストレスです。

  いつも使っている眼鏡とは別に準備して防災グッズに

  いれておきましょう。

 

            

 5.入れ歯洗浄剤

   行政やボランティアから様々なものが支給されます。

  しかし、入れ歯洗浄剤の支給はあまり聞いたことがあ

  りません。準備しておきましょう!

            

最後に

 発災直後は、生活に必要な物が枯渇します。準備で出来ることはしておきましょう!

 

子ども用防災グッズの必需品

 みなさんこんにちは!

子連れ向け防災グッズについて説明したいと思います!!

大人と子どもでは必要な防災グッズが違ってきます。

ぜひ、お子さんがいる方は見て行ってください。

わかりやすく、乳児、幼稚園・保育園でわけていきます

 

 

防災グッズ赤ちゃん編

 1.おむつ、おしりふき

   最低10枚は必要かと思います。行政やボランティアからおむつが支給されることがあります。しかし、優先的に食べ物や飲料水が支給されます。3日から5日分は容易しておきましょう!

 

       


 2.スティックミルク、使い捨て哺乳瓶

  避難所は体育館などが多いです。その中での授乳はプライバシー上厳しいかと思います。最近は、プライバシー保護のために、段ボールでの仕切りやテントが準備されていますが、すぐに立たないことが多いです。

    

 3.着替え

赤ちゃんは大人より体温が高く汗をかきやすいです。準備しておきましょう!

             


 4.母子手帳お薬手帳

   発災後、全国から医療チームの派遣があります。避難所で定期的に健康診断のようなものがありますので、スムーズに医者や看護師に赤ちゃんの情報が渡せれるようにしておきましょう

       

 

防災グッズ幼稚園・保育園生編

 1.おもちゃ

   個人的に一番大事なものだと思います。避難所生活ではかなりのストレスがあります。おもちゃがあるだけでもストレスが軽減されます。しかし、充電が必要なゲームはオススメしません。パズルやオセロ等がオススメです。

   


 2.おかし

   正直、保存食はおいしくありません。クッキーやビスケットは長持ちするので準備してみてください!

 

  


 3.防犯ブザー

   能登半島地震でも話題になりましたが、空き家に窃盗など犯罪が増えることが多いです。犯罪に巻き込まれないように持たせておきましょう!

 4.防災リュック

 基本的に親の防災リュックに入れておいて大丈夫です。小学生の体の大きさにもよりますが、親と子でリュックを分けると持ち出す品が増えます。どうするべきかはお子さんと話してみてもいいかもしれません。

 

最後に 

 今回は子ども用の防災グッズについて説明しました。

紹介した品以外でも必要な物があるかもしれません。

この機会に自分たちに必要な防災グッズを探してみてください!!

消火器と火災の対応:適切な消火器を

みなさんこんにちは!

火災には3種類分けられるのは知っていますか?

しかも、その種類によって適応する消火器があります!

今回は火災の種類と消火器についてお話していきます。

 

火災の種類

 火災には下記のとおり、燃える物質によって分けられます。

  ・普通火災

  ・油火災

  ・電気火災

それぞれの特徴について解説していきます。

 

1.普通火災とは

 木材、紙、洋服などが燃える火災です。A火災と表現します。

  ニュースで建物が燃えるシーンを見たことがあると思います。あれは普通火災となります。

      

2.油火災とは

   危険物(ガソリン、灯油等)が燃える火災です。B火災と表現します。

  天ぷら油火災が代表的なものです。

    

         

 

3.電気火災とは

   電気設備や機器など燃える火災です。C火災と表現します。

  コンセントがショートして発生する火災が代表的です。

 

           

 

消火器が適応する火災

 消火器には適応する火災があります。基本的に3つの火災に適応していますが、一部油火災と電気火災にしか適応していない消火器があります。適応する火災には、パッケージにイラストが表記されています。購入時にかならず確認しましょう!

 

       

最後に

 今回は火災の種類と紹介の種類についてお話しました。みなさんが働いている職場に設置している消火器がどの火災に適応するのか確認しておきましょう!

災害時に備えるための防災グッズ一覧

  今回は防災グッズについて勉強していきます。

「防災グッズに必要なもの」と「準備すべき量」についてお話します。

この記事でみなさまの疑問が解消できたらうれしいです!!

 

必要な防災グッズ(持ち出し用)

 ネットでは様々な防災グッズが販売されています。正直、いろんな物が多すぎて何を買えばいいのか悩みますよね😢

 そこで本当に必要なグッズを厳選しました!!

 

1.飲料水・食料

  大人1人につき1日約最低2Lは必要と言われいます。能登半島地震で各地域で断水が発生し、水の確保が厳しい状況でした。地域にもよりますが、水の供給は発災日から翌日支給されるとこもあれば、5日後になった地域もあります。食料と飲料水は最低3日分は準備たほうが良いです。

 食料品は下記の条件に合致する物を選んでください。

     ・調理が不要

     ・常温保存でもOK

     ・持ち運びが簡単

※乾パン、缶詰、溶けないお菓子、非常食セット

    


2.医薬品

  震災発生直後は、医療品が不足します。ちょっとしたケガは自己完結できようにしときましょう!

  ・カットバン  

  ・包帯、三角巾 

  ・消毒液

  ・市販の薬、持病薬

       

3.防寒具

  避難所では行政から毛布など支給されますが、最低限の量しか支給されません。また、ライフラインが長期的に寸断されると、長期間寒い環境下で過ごさないといけません。しかし、毛布は避難するとき荷物になるので下記がオススメです。

  ・レインコート

  ・サバイバルシート  

  ・カイロ

           


4.衛生用品、その他自分に必要なもの

  断水すると、トイレなどが使えないため代替用品が必要です。

   ・簡易トイレ  

   ・トイレットペーパー

   ・ウエットティッシュ 

   ・水を使わないシャンプー

   ・歯ブラシ、歯磨き粉

   ・ナプキン・生理用品

   ・マスク、消毒液、消臭品

   

 

       


5.照明器具

  停電に備えて、懐中電灯を準備しておきましょう!予備の電池も忘れずに!!

 できれば、電池が切れても使える手動発電式がオススメです。

               



最後に

  過去の災害の教訓を生かして、行政もあらゆる対策をしています。しかし、災害規模によって、支援が遅れる可能性もあります。自己完結できるように日頃から災害に備えておきましょう。

  

SNSの役割:能登半島地震で見えた情報の錯乱と活用

 

 能登半島地震から約1か月ほどが経過しました。

いまだに甚大な被害がでており、不安な日が続いています。

 今回は、能登半島地震から学んだ教訓について勉強していきます。

 

  能登半島地震の1分後、珠洲に津波の第1波到達か…東北大が分析「日本海沿岸は早くなる傾向」 : 読売新聞

 

能登半島地震の特徴

これまで日本では様々な地震が発生してきました。

 ・阪神淡路大震災

 ・東北大震災

 ・熊本地震

同じ地震という災害でも、それぞれ特徴があります。

 ・阪神淡路大震災火災

 ・東北大震災  ⇒津波

 ・熊本震災   ⇒土砂崩れ

 

 これらの特徴は地震の後に発生しており、地震の被害から追い打ちをかけるように災害が発生しているのです。

 では、今回の能登半島地震はどうだったでしょうか。

 なんと地震の後に津波火災が発生しています。

 

                石川・輪島市で火災発生 建物の倒壊も確認(放送局のニュース ) - 日本気象協会 tenki.jp

 

 この二つの災害が発生したため、甚大な被害被害につながった原因と思います。

そして、もうひとつ特徴があります。それはSNSです。

 

 災害発生直後、行政は情報集を行い状況の確認を行います。しかし、SNSにデマ情報が書かれ、それを見た人が消防や警察に通報してしまうという事案が発生しています。情報が錯乱している状態にデモ情報が来ると混乱どころではありません。

 本当に救助を必要としている人に行政の力が届かないことがあったと思われます。

 

災害時のSNSとの向き合い方

 デマ情報について触れましが、逆に助けを必要としている人の情報や役立つ情報が見受けられたのも事実です。上手くSNSを使えれば、災害に対する最大の武器になります。そこで、災害発生時に信憑性がある情報元をX(旧Twitter)から抜粋しました。

 

首相官邸(災害・危機管理情報)

 Jアラートと連動して、緊急地震速報や特別警報などを自動配信します。

必要に応じて海外で発生した事件に対する日本の対応がわかります。

 

   

 

総務省消防庁

 大規模災害が発生した際、消防関連情報を届け出くれます。

被害状況だけでなく、火災予防について分かりやすく解説してくれます。

   

 

内閣府防災

 災害情報や防災について情報を届けてくれます。災害に備えるには何をすれば迷ったときなどに役立つ情報が見れます。

 

   

 

気象庁防災情報

 災害への警戒呼びかけや解説等の情報を届けてくれます。災害が発生した原因が分かりやすく知ることができます。

 

  

 

もし災害に巻き込まれたら?

 まずは119番通報をしてください!それが一番確実です!!

 しかし、能登半島地震では災害発生件数が多すぎて消防につながらず、SNSで助けを呼んだ事例が多くありました。

 もし、119番通報がつながらない場合は下記に連絡してください。それでもつながらない場合はSNSで呼びかけてもいいと思います。

 

・警察

・県庁、市役所

消防団

・119番通報ではなく、消防署の固定電話

 

最後に

 SNSは災害に対して最大にの対抗手段になる可能性を秘めています。逆に、使い方を間違えれば被害の拡大を招いてしまいます。今回の災害で、正しい情報の見極め方と使い方を学ぶべきだと感じています。

これからいつ災害が発生するかわかりません。今回の話が役に立てれば幸いです!